2008年3月20日 (木)

唐沢岳幕岩 左方ルンゼ

日時:2008/3/15(土)~16(日)
天気:はれ
記録:1日目:高瀬ダム(11:30) → 大町の宿(15:30)  2日目:大町の宿(5:00) → 左方ルンゼ出合(6:00) → 左方ルンゼ登攀完了(10:30-11:00) → 大町の宿(12:30-13:00) → 高瀬ダム(14:00) → 葛温泉(16:00)

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葛温泉前からさぁ歩き出そうとすると車乗ってけーとのお声がかかる。ありがたやー。発電所まで楽々でした。しかしMわさん痛恨の忘れ物を思い出し1時間往復で取りに戻った。残念なり。

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気を取り直し10:30くらいから歩き出す。前方には無名のピーク。

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ここまでチャリ通の人もいるね。道はしっかりしてるし正解だ。

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いよいよ唐沢に突入。

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沢を何度も横切る。スパッツ不要と判断したのだが雪は所々踏み抜く感じなので靴に雪が入ってくる。判断ミスだ。

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忠告通りの雪崩の巣。歩いてる最中の雪崩には遭遇しなかった。しかし起きたばかりの雪崩跡といった感じのデブリも見られた。

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途中のアルミばしごは出だしが水の中。こりゃだめだろということで右の尾根を巻いた。尾根上の雪ごと下に落ちそうな状態だったので、ここでロープを出す。懸垂でハシゴの終了点の台地まで降りる。

そこから10分後に金時の滝。ここでアイゼンを履きダブルアックスで滝左側のルンゼを登った。

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金時の滝を巻いてしばらく進むと幕岩が見えてくる。

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振り返れば不動岳。ここらへんでしばらく休憩してたのだが、翌日帰りに通ったときには雪崩のデブリの下だった。危ないところで休憩してたもんだ。

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休憩地点から15分も進むと左手に急斜面。ここを登り切ったところで大町の宿が現れたのだった。意外と近かった。

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屋根付きで、水場も完備。スバラスィー。

この日はとても暖かく日暮れまで外でコンロを焚きメシとお茶をしてた。19:00には就寝、朝4:00まで一度も目覚めることはなかった。

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朝5:00過ぎには出発してしばらく暗い中を歩く。B沢を10分ほど登っていくと右手に左方ルンゼ。デブリはそれほど出ていない。

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F1はほとんど雪で埋まっている。お互いロープ不要との判断で登り始める。フリーソロでの滝越えは少し怖い。F2の氷曝からは何か音が聞こえるなー。

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1ピッチ目:さっきから聞こえていたのはF2上部から滴る水の音だった。ぽたぽたといったレベルではなく、土砂降りな感じ。左を巻くことにしたが滝を進むよりも悪そう。脆い雪の草付き、ホールドのない岩場でミックスクライミングを楽しんだ?

2ピッチ目以降:ナメ滝と雪稜がずっと続いた。難しい箇所は全くなくひたすらナメ滝をアイスクライム。高度を上げていくと背後に裏銀座の稜線が見えてきた。

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野口五郎岳とかかな?

終了点からは左手にトラバースしていきB沢上部に出る。そこからひたすら下った。大町の宿の分岐を通り過ぎ、B沢を降りすぎてしまい、途中で気付いたが若干のロス。

大町の宿からは一気に下った。金時の滝隣のルンゼは懸垂で降りる。往きは使わなかったアルミばしごだが、帰りは懸垂した壁を登り返せそうにないため、水に入る覚悟でハシゴを下りた。水際ギリギリで壁をへつっていき僅かな水没被害で切り抜ける。

高瀬ダムから葛温泉までが予想外に長かった。アスファルトの道をだらだらと2時間弱。葛温泉で汗を流し帰路についた。

自分がリードした箇所でまたもやロープ処理でもたつく。まだまだ経験が足りない。。。これで今シーズンのアイスはラストになってしまった。1月から始めた割にはコンスタントに登りに行けたので、一応緩めの斜面ではリードも出来るようになった。来シーズンはバーチカルアイスでのリードを目標にさらに前進。新しいアックス欲しい、モノポイントも試してなかったー。また12月に。。。

Pano

水墨画のようなB沢

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2008年1月22日 (火)

赤岳主稜

ジョウゴ沢の翌日。さらなる晴天。おらワクワクしてきたぞ。

日時:2008/1/14(月)
天気:はれ
場所:八ヶ岳・赤岳主稜

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赤岳鉱泉を6時頃出発して行者小屋の方にひたすら歩く。行者小屋を通り過ぎ、文三郎尾根に取り付きさらにひと登り。右手には阿弥陀岳が見えてきた。今度は阿弥陀北稜行ってみっかな。 

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でだ、文三郎の階段あたりを登っていくと正面やや左に見える尾根が赤岳主稜。よく目をこらすと岩の壁を登っている連中が見えるであろう。これは2ピッチ目のビレイ点かな。

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赤岳主稜の取り付きに文三郎尾根の途中からトラバースしていく。石突きの無いアイス用のアックスだったので、アイゼンを信じてトラバースしていった。1ピッチ目のスタート地点、チョックストーン乗越部分は第1の関門か。ここで詰まっているようではさっさと引き返した方がいい。2ピッチ目は階段状の岩、ホールドもたくさんあり登りやすい。続く3ピッチだか4ピッチ目だかは雪面をしばらく登っていく。

いよいよ核心といわれている岩場に取り付こうとしたとき、自分がたぐったロープがぐっちゃぐちゃになってしまい伸ばせなくなってしまった。いったん整理してみわさん登り始める。ロープが残りギリギリのところでビレイ解除の合図。気を引き締めて登るが、途中ロープが岩に引っかかって登りにくかったくらいで割と落ち着いて登れたような。まぁ初級ルートだしな。終了点に到着して話を聞くと、ルートを若干間違えたようで、本来のグレードよりも難しくなってしまったようだ。

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写真はほとんど撮っていなかったのでいきなり終盤の1シーン。核心を終えて、あとは赤岳の山頂目指してひたすら登っていった。

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振り返って登ってきた雪稜をまじまじと眺めた。確かな手応えがあったアルパインクライミング始まりの日であった。

赤岳終了地点からは数分も歩けば赤岳山頂だが、時間も遅く慣れない雪壁登りでヘロヘロだったのでそのまま天望荘に向けて下降していった。天望荘でカレーを補給してあとはひたすら下山するのみ。小屋を出て視界に入った横岳に続く稜線はいつもよりも眩しかった。

期間限定

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