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2010年9月30日 (木)

上ノ廊下を遡行(3)

やっとこさ三日目の記録。奇跡の脱出劇。

日時:2010/8/10(火)
天気:はれのち雨
記録:初日 黒部ダム → 奥黒部ヒュッテ
2日目 奥黒部ヒュッテ → 金作谷
3日目 金作谷 → 立石奇岩の上流

1日目の記録はこちら。

2日目の記録はこちらから。

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三日目の朝。6:00起床で7:00には出発でした。

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どの日もだいたい俺が最後に準備終わるパターンでした。

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朝一天気が良かった。少し雲が多かったかな。

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朝から冷たい徒渉が待っています。

ここが唯一俺がトップを切って泳いだポイント。こうして夏が終わってみると泳ぎ沢楽しかったよなーと思いだす。

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泳いだあとは全身が濡れるので震え上がります。まだ沢に陽が届いてないので暖まるのも難しい。こまめに休息をとりながらあたたかい飲み物で落ち着きを取り戻す。

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今日も流れは早いよ。

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岩の隙間にも滝があった。

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見逃しそうな大滝も。あっちもこっちも滝がちょろちょろ出てくるのでそのうちスルーされる。

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所々川原歩きあり。

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プール。今更ながらもっと泳ぎ楽しんでおきたかったなー。初の上の廊下ではそんな余裕なし。

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へつったり。泳いだり。

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基本川原歩きで所々川を横断する感じで進んでいきました。

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砂浜もあり。

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そこらへんで拾った棍棒を持って暴れてきました。岳人にも載った第1号の棍棒は流れに乗って黒部ダムの藻屑となったことだろう。

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ここの泳ぎが結構しんどかったです。

上ノ廊下でバタフライは本邦初か?

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ここもしちりんさんトップで頑張ってもらいました。このくらい泳げるようになりたいなー。

スゴの淵での俺の泳ぎです。岸からだんだん離れてしまい余計な距離泳いだかな。たぶん20~30メートルくらいだけど流れがあるので結構しんどい。途中で力尽きロープで引いてもらいました。もっと効率よく泳ぐ練習します。

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泳ぎきったあとのここの登りもボルダーチックで面白かった。いや、しんどかった。

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ここがスゴの淵ってことでいいのかな?

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本日の泳ぎの核心も終わったようなのでさらにズカズカと踏み込んでいきます。

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今日はヘつりの多い日だったような。

一見なんでもない感じだけどヌメっててフェルトソールでも滑りまくりです。なんとか渡りきった。

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ガスってますね。

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美しい花崗岩が続きました。

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ここは細い岩の道を這いつくばって進んで、最後高いところから降ります。こうやって見ると結構足場はあるんだけど、残置スリングをガッツリと使いました。

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へつろうかとトライしたけど意外と深く。。。

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高巻いていきました。道はガッツリと踏み跡ありました。

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そろそろ立石?

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と思っていたらニョッキリとそそり立っていました。立石奇岩です。

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ここの対岸でしばらく休憩後先に進んでビバーク地を探し始めました。ここでもビバーク可能な感じです。

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ここのへつりも悪かったかなー。びびる。

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なんだかんだでビバーク地を発見しました。水流に近い?

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メガライトの天井。縫い目を目止めしてないので雨が強くなると水圧に負け、テントの中に霧雨が降ります。

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焚き火できなくて泣いてます。霧雨の中泣いています。

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メガライトは下に隙間があるから、外の様子見がお手軽なんです。増水してないかチェックしながらダラダラと過ごす。

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降り止まない雨に最悪の状況が脳裏をよぎる。そんな中でちょっと早いメシを食い始めました。10秒でできるドライフードのカレー。1食300円するけどもウマイです。グリーンカレーおすすめ。 

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メシも食い終わり16:30、なおも雨は降り続いていました。雷もなっていたかな。ちょくちょくメガライトの隙間から川の水位をチェックしてたまやさんから、ついに「もうだめかもしれんね」と撤退の号令がかかりました。

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この撤収の時は俺慌てたねー。どこから片付け始めていいんだか軽くパニックだった。なんとかメチャクチャなパッキングを終えた。あらかじめ近くの高台へ登る斜面にロープを伸ばしていたので、それを伝ってスタコラ逃げ出しました。

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メガライトは木を支点に雨除けに使いました。

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メガライトは放っておくと水たまりができてました。適当に水を逃がしてやる。

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緊急避難の斜面から増水の様子です。逃げ出したときよりも水位が上がることはなかったので、このころには荒れ狂う川の流れを呆けっと観察してた。

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18:30過ぎ、雨脚も弱くなり水位も下がってきました。あきらかに水の色も泥水から透明な水に戻りつつありました。

緊急避難を終了して再びメガライトをセッティング。明日には水位が元に戻ることを願って寝ました。 

4日目に続く。

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