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2007年11月15日 (木)

光岳-聖岳冬直前縦走(2)

リンク:初日のレポ

2日目の始まり。それは小屋内の物音での目覚めであった。深夜2:00ころ人の移動する足音とオサーンのような咳払い。そして激しいイビキ。うちらのメンバーか?と疑問に思ったが寒い中シュラフから抜け出ると向かいのフロアにひとり増えていたのであった。こんな夜中によく来たな。山ではいい人にたくさん出会ってきたが、同じくらい風変わりな人(変人)も多い。朝ちょこっと話してみたら、やっぱり斜め上を行く人であった。

全く眠れなくなってしまったので4:00ころ出発の仕度を始めて、表に出てみることにしたのだ。

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暗い闇の中静かに富士山が浮かんでいた。

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ヘッドランプの灯りを消せば無数の星達がきらめく。

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ひとしきり写真を撮り終え起床時間も過ぎたのでメンバーを起こす。今日の行程は長いので早く出発しなくては。早いと言っても6:00出発であり、秋冬の11時間行程でこの出発時間はいかがだろうかとも思ったが、まぁ大丈夫なんじゃないのーと軽い考えでいた。朝食を軽く食べ、昼食のサンドイッチを残りの食材で作り終えるともう出発予定時間。

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光岳小屋の冬季小屋はかなーり綺麗で快適に使用することが出来ました。今回の山行でこの時期の冬季小屋利用の縦走スタイルもいいかなと思いました。

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残念ながら朝陽の方角は雲に覆われていて赤く焼けた富士山は見られなかった。しかし今日も天気は良さそうだ。

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登りはきつかった樹林帯も下りはハイスピードで下る。中央アルプス、御嶽山も雪を若干纏っている。あちらの山も全くの未踏、登っていない山が多すぎて興味が尽きない。

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ひとり遅れて歩いてたらここら辺でぐるぐる同じ所まわってしまっていた。目が悪いのでたまに踏み後や赤テープを見逃すのだ。

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しばらく歩くと展望地で合流。

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幾層にも重なった雲。眼下に見える低山は紅葉最盛期か。

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易老岳を過ぎるとしばらくは平らな移動が続いた。夜中早くに目覚めてしまったせいで今日も既に眠い。昨日以上に眠い。

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水たまりもカリカリに凍っていた。

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仁田池手前の木道。ここを通り過ぎると茶臼直前の登りにさしかかる。

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さほど苦しい記憶もなかったような上り坂。振り返ると光岳からの長い縦走路が見える。

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山頂に近づくと大きな岩ゴロの道となり展望が開け、茶臼岳山頂に到着。タイムは昨日に引き続きかなり順調。ここでロングな休憩とすることにした。

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富士山アップ。あれー先週のほうが雪多かったかな?だいぶ溶けたようだ。

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茶臼岳からしばらく下るとハイジの丘という看板。何があるのだろうかと行ってみることにした。

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着いてみると↑これがあるだけ。コルァァ。

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気を取り直して本日最後のピーク、上河内岳に向かう。ここも亀甲状土のだだっ広い草原地。眼前にそびえる上河内岳はデカイッ。

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これが最後の登りだろうとひたすら歩いた。

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上河内岳山頂への分岐手前で再び振り返ってみた(思えば振り返ることの多い人生だった)。南アルプスの山容はひたすらでかく、北アルプスに比べると目が詰まっている印象かな?うまくいえないのだけど。

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縦走路と上河内岳山頂への分岐で荷物を置いて、軽身にて山頂に向かった。しばらくガレた道を歩くと10分ほどで山頂に到着。風が強く寒かったが時間もたくさんあったのでしばらく長居をした。座り込むと風が若干遮られるようで、太陽の暖かさの下居眠りをしてしまった。

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向かいに見えた山は崩落が進んでいる?のかな。どこかで見たのだが南アルプス全体であちこち崩落の進んでいる箇所があるようで、十年後、二十年後どうなっているんだろうか、同じように歩けるのだろうかと心配になる。これは南アルプスに限ったことではないだろう。山は逃げない?どうやらそんな事はないようだ。

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遙か下の方に聖平小屋が見える。まだしばらく歩く。

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無心で面白みのない樹林帯を歩いていくとだんだんと小屋が近づいてくる。

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小屋そばの開けた場所。鹿よけの柵がある、こんな高そうな場所にも生息してるんだな。

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草原から木道を歩き16:00前には小屋に到着した。ここの水場も沢が勢いよく流れているので、雪で埋まるまでは問題なく使えそうだ。小屋の内装も、トイレも設備は全て清潔で快適に使用させてもらいました。

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あまりに早く到着して宴会が早く始まったため、「お酒足りないんじゃないの?」と話していたのだが、周りがかなり早く就寝してしまったのでうちらもそれに合わせてお開き。心配は杞憂に終わった。

3日目に続く。

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コメント

こんちはー
百名山フォトコンにコメしようとしてたら
これがアップされてて見入ってしまいました。
本当に写真が素晴らしいです。(もちろん文章もっ)
カメラの性能だけでなくセンスがキラリですね。
なんかいつも清涼感を感じて、後味がいいです。
この時期の南アはもう雪がつく寸前なのでしょうね。
来年 こんな時期にいきたいな

んで、 フォトコンおめでと。
うれしいね、ますます励みになっちゃうね。

投稿: ロビン@仕事 | 2007年11月15日 (木) 12時53分

ロビンさん、どうもありがとうございます!
一度賞を頂いてしまうと、次はさらに上をってがんばる気になりますよね。

あまり褒めると本人調子に乗りますのでほどほどに。でも褒められると伸びるタイプなのでー。
今回の南ア時季が自分にとっては最高でした。暑くもなく積雪があるわけでもなく、そして午後になってもガスの全く湧かない天気。しかもいい具合の紅葉にも出会えたし。
10月~11月の南ア、かなりオススメです。降雪予報に要注意なのは言うまでもありませんけど。

投稿: くま | 2007年11月16日 (金) 00時16分

写真きれいです。
本当、センスを感じますよ。羨ましい。
この時期の山(南アも)はいいですね。
何といっても、静かでいいです。

投稿: 三脚マン | 2007年11月16日 (金) 00時38分

不思議な写真もありますねぇ~。
立体感・・・素晴らしいなぁ!
コンデジ(最近覚えた言葉だヾ(´▽`))では、やっぱり べたになっちまうんだよなぁ~。
一眼かぁ~。
かちょいいな!
こんな写真を、登らずして見せて頂ける・・・幸せを感じるなぁ~~~~(=^・^=)

投稿: さるや | 2007年11月17日 (土) 00時52分

>三脚さん
南アをまともな天気で歩けたのは初だったのですが、ほんといいところですねー。
三脚さん登った甲斐駒のほうは割とたくさんテントとかあった様子ですね。

>さるやさん
不思議な写真?最初のやつでしょうか。闇夜に富士がぼんやりと見えていたので、露出時間長くして撮ってみました。
私はコンデジでもけっこう満足していたのですが、やっぱり使い始めるとデジイチいいですよ。色の深みとか奥行きとかに違いを感じます。なにより道具を使っていて楽しい!
さるやさんの写真構図が好きですよ。デジイチになったらさらに最高な写真になる予感(n‘∀‘)η

投稿: くま | 2007年11月17日 (土) 22時08分

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