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2007年10月12日 (金)

紅葉求めて穂高縦走(2)

朝起きると風は強かった。前日はうっかり持ってきてしまった夏用シュラフのため、あまりの寒さに寝付けず(氷点下だったとか?)。

日時:2007/10/7(日)
天気:快晴
記録:南岳小屋(8:00) → 北穂高小屋(12:00) → 穂高岳山荘(15:30)

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まだ日の出前。南岳小屋の前にはいくつかの展望スポットが存在する。どこも素晴らしい景色なのだが、我々は北穂に狙いを定め獅子鼻にて日の出を待った。

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遠く富士山までくっきりと見えている。空気がスーッと透き通っているんだ。

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常念岳の向こうから日が昇る。大キレット通過を狙う一日の始まりだ。

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朝の冷たい空気ですっかり冷え切った体を小屋のストーブで温め、テントに戻る。ゆっくりと朝食を済ませ大キレットへと向かった。テント場すっかりと片づいており、出かける前に寄った小屋もみんな出発した後だった。しかしゆっくりと自分のペースで難所を進むにはちょうどいいだろう。

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小屋から進みすぐに大キレットの看板が。

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三脚さんは大キレットであろうとも三脚片手に臨戦態勢。真のカメラーメンだ。

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北穂へと続く道。遙か遠くから眺めてもそれと分かる大キレットの落ち込み。間近で見ると意外と緩やか!?

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最近付け替えられたトラバースの鎖と長いハシゴを降ります。

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慎重かつ大胆に岩を越えていきます。でもザックが引っかかって時折進みにくいんだよね。あと首に下げたカメラが邪魔だ。

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今日は朝から風が強く、雲も多かった。信州側と岐阜側で体感温度の差が大きく、時折着込んだカッパが蒸し暑い。

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いつの間にか長谷川ピークを越え高度をだいぶ上げていたようだ。

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キレット最後の難所飛騨泣きを越えれば北穂高小屋までは安心な道のり。

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いつの間にか小屋が頭上に見えており、ひと登りで小屋に到着。振り返れば。。。

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今通ってきた道のりと、とんがり槍ヶ岳の景色が広がっていました。そして小屋前は登山客で大混雑。美味いと評判だったカレーで腹ぺこの体を落ち着かせました。

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小一時間休憩後は涸沢岳に向かいます。キレットを越えて安心するのはまだ早い。D沢のコルまでは気が抜けない道が続きます。

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涸沢の紅葉もまだ早そう。テントいっぱいな感じですが翌日の雨を警戒して帰る人も多かったのかな。

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槍ヶ岳のほうにレンズ雲?天気の悪くなる兆候だそうですよ。

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程なくして涸沢岳に到着。人も少なく暖かかったのでしばらくウトウトしてしまった。

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雲の上で三脚パフォーマンス。

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団体さんがやってきて入れ替わるように下山しました。まだ時間はだいぶ余裕がある。

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三脚さん達は奥穂に登ると言うが、私は疲れ果てていたのでパスしてしまった。小屋でコーヒーを飲みくつろいでいるうちに、まどろみの中。。。外に出ると常念に暗い雲が覆わんとしていた。

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テントを張ったすぐそばのヘリポートから日が落ちていくのを眺めていた。明日下山するまでは天気持ってくれるといいんだけど。。。

残念ながらその期待は打ち砕かれ、夜半から暴風雨にテントが襲われた。朝テントを片づけたときには周りはみんな撤収後。おかげで下山もガラガラの道を快適に飛ばして降りていった。

涸沢でおでんを食べ暖まり、上高地に着くまでには雨に濡れボロ雑巾のよう。雨の中の下山は心身共にくたびれるよ。河童橋まで来たらそこはもう観光地。こうして三日間の縦走は幕を下ろした。

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コメント

充実の縦走ですね!

昨日、北穂高の山頂からキレットみました。
すごい迫力でした。(滝谷の迫力もスゴかったけど)

3連休の最終日、私も白馬槍温泉からの下山でだいぶヤラれました。。。

おつかれさまでした。

投稿: げんさん | 2007年10月15日 (月) 00時24分

げんさんこんばんは。
やっぱり穂高は惹きつけられる迫力がありますよね。
先週の2日目は鑓温泉でしたか。あそこの温泉好きです。
ただ、下山途中で入ったのでゆっくり出来なかったのが心残りですが。げんさんも雨の中下山だったのですね。
そのかわり涸沢の紅葉は完璧な天気だったようで何よりです。
私も行きたかったー。

投稿: くま | 2007年10月15日 (月) 23時17分

さすが、レポ早いです!
歩くのも速いが、レポまで早い!参りました(笑)

キレット、ビビリましたね。
弱力女は、もう行きたくないと言っております。
今度は、怖くないところでご一緒してくださいね。

写真、とっても高度感が出ていて、スゴイです!


投稿: 三脚マン | 2007年10月16日 (火) 07時14分

あ~~~~いいねぇ~穂高いいねぇ~
秋山いいねぇ~~~もえるねぇ~~
写真、とてもキレイだね!
私も紅葉行かなきゃーおわっちまうぅー

投稿: えり | 2007年10月17日 (水) 13時08分

冷酒 呑みながら・・・涙。

美しい。実に美しい。

行った人だけの ご褒美。

恩恵に与ることの、幸福。

また、一献。

投稿: さるや | 2007年10月18日 (木) 00時00分

三脚さん
歩くの遅いですってー、ビビリだし。
今度は怖くない雪山に行きましょう。
しかーし怖いもの見たさで奥穂-西穂もいってみたいですねー。
またよろしくです。

えりちゃん
穂高いいよー、秋山早く行かないと終わっちゃうよ。
今週末楽しんできてねー。
あの森の雰囲気好きだなー

さるやさん
涙ですか。センチメンタルな季節ですからー。
この景色と感動の一端をお伝えできたのならば
私も嬉しいです。

投稿: くま | 2007年10月18日 (木) 23時06分

始めまして、IKと申します。偶然見つけました。同じ日に南岳小屋にテントを張っていました。到着の時間を見るとその時間テントの外で日没を待っていた時間で、その時「けっこう遅くなってからも来るんだなぁ」と着いた人たちが数グループいたので、その中にいたのかも知れませんね。もしかして僕のテントのすぐ上に張った人たちだったりして。
 僕は土日で穂高から槍へと逆コースだったのですが、あの2日間天気に恵まれ最高の登山日和で良かったですね。南岳のテント場から見た日没と日の出は最高でした。
 それではまたいつの日か山かテント場で会えたらと思ってます。
 

投稿: IK | 2007年10月30日 (火) 06時50分

IKさんはじめまして!こんばんは。
結構ブログやってると同じに同じテン場とか見つけますよね。
1週間空けて別の山で再び会った方とかも居ました。
ほんとに良い天気でしたよね、土曜のうちに下山で正解だったと思います。
テントは一番岐阜側下の方でしたよ。
これからもよろしくお願いします。

投稿: くま | 2007年11月 1日 (木) 00時35分

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